サウジアラビアと日本が力を合わせて贈る
前例なき今の時代を希望で照らす
エンターテインメントアニメーション!
サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズと、日本の東映アニメーションがタッグを組んだ長編アニメーションが完成。古代のアラビア半島を舞台に、主人公アウスが過酷な運命に立ち向かい、自分と仲間たちを信じる力で未来を切り開いていく姿を、ヒューマンドラマとアクションにあふれたエンターテインメントとして描き出した。
制作は、東京とリヤドの両都市で行われた。映画の基本構成とコンセプトを手掛けたのは、マンガプロダクションズ。プロデューサー、アーティスト、作家のチームは、アラビア半島の文化と信念を作品の中核へと反映させた。それを受け、世界に通じるハイクオリティな映像を東映アニメーションが制作した。
監督は、劇場版『名探偵コナン』シリーズで知られるヒットメーカーの静野孔文。また、脚本を『劇場版ONE PIECE STAMPEDE』の冨岡淳広、キャラクターデザインはゲーム「逆転裁判」シリーズで人気を集めた岩元辰郎、音楽制作は『犬夜叉』などで知られる和田薫。
人が人として生きていくためには何が必要なのか。人間性から生まれる信念の力こそ、希望をもたらすものではないのか。本作はそのことを、アウスの生き様を通して世界の人々に訴えかける。
アラビア半島を進軍し、貿易都市メッカを目指すアブラハの軍隊は、平和を望むメッカの民に「カアバの神殿と聖なる石を破壊し、信仰を捨て奴隷になること」を要求。
メッカの民は怒りに震え、戦うことを決意する。
志願兵の青年アウスには、罪に手を染めなければ生きられなかった暗い過去があった。
だが、陶工のジュバイルと出会い、彼の養子となって悪の道から足を洗った。
成長したアウスは罪の贖罪と幸せな生活を守るために剣を取る。
襲いかかる強大なアブラハの軍隊。
アウスの、
そしてメッカの民の運命は──?